車内自動放送文例

西急における車内自動放送は、1972年に登場した8000系特急車で初めて導入された。当初から日本語と英語の2ヶ国語による放送を実施しており、車内巡回業務の時間確保や、肉声による英語放送の負担軽減に効果を発揮したようである。

特急以外の種別で導入されたのは、1985年4月の湖東線都市型ワンマン運転開始時である。その後、他の支線でも都市型ワンマン運転開始時に順次車内自動放送が導入されている。本線では、インバウンド需要に備える事を目的に、2017年4月1日から導入された。

以下、放送文例を示す。英語放送は、日本語の後に放送される。

始発放送

始発駅停車時に放送される。英語放送では、駅番号も放送される。

通常の場合

<2点チャイム>「この列車は、〇〇行き、〇〇(種別)、です。」

<2点チャイム>Ths is a Local/Regional Express/Express/Rapid Express/Super Express train to XX, NE-XX.

通過駅のある場合

「停車駅は、〇〇、〇〇、終点、〇〇、です。」

Stops at: XX, XX, and XX.

全ての駅に停車する場合

「終点、〇〇、まで、各駅に停車します。」

Stops at every station.

次駅放送

発車後に放送される。英語放送では、駅番号も放送される。

通常の場合

「次は、〇〇、〇〇、です。」

The next station is XX. NE-XX.

優等種別が停車駅発車後の場合

「この列車は、〇〇行き、〇〇(種別)、です。停車駅は、〇〇、〇〇、終点、〇〇、です。次は、〇〇、〇〇、です。」

This is a Local/Regional Express/Express/Rapid Express/Super Express train to XX. Stops at: XX, XX, and XX. The next station is XX. NE-XX.

到着放送

次駅到着前に放送される。英語放送では、駅番号も放送される。

通常の場合

「まもなく、〇〇、〇〇、です。」

This is XX, XX station. NE-XX.

終着駅の場合

「まもなく、〇〇、〇〇、終点、〇〇、です。」

This is XX, XX station. NE-XX. Last stop.

接続駅の場合

「まもなく、〇〇、〇〇、です。○○線は、お乗り換えです。」

XX, XX station. NE-XX. Passengers for XX or YY, ZZ line, please transfer at this station.

到着放送後

「お出口は、左側/右側、です。」
Doors will open the left-hand/right-hand side.

開扉前

「扉が開きます。ご注意下さい。」

Mind the opening doors.

停車放送

始発駅や通過待ちなどの停車中に放送される。

通常の場合

「この列車は、〇〇行き、〇〇(種別)、です。」

This is a Local/Regional Express/Express/Rapid Express/Super Express train to XX.

通過駅のある場合

「停車駅は、〇〇、〇〇、終点、〇〇、です。」

Stops at: XX, XX, and XX.

全ての駅に停車する場合

「終点、〇〇、まで、各駅に停車します。」

Stops at every station.

発車前放送

閉扉前に放送される。

通常の場合

「扉が閉まります。ご注意下さい。」

Mind the closing doors.