概要

プロフィール

西日本急行株式会社(にしにっぽんきゅうこう、英: Nishikyu Corporation)は、大阪府大阪市大淀区天神橋筋6丁目の新京阪ビルディングに本社事務所および本店所在地を置く日本の鉄道事業者である。兵庫県・大阪府・京都府・滋賀県・三重県・愛知県の2府4県にわたり鉄道路線を有する大手私鉄の一つである。西急(にしきゅう)の略称で知られており、他の関西大手私鉄同様に「西急電車」とも呼ばれている。西急グループの中核企業である。

1943年4月1日に、陸上交通事業調整法を根拠として、新京阪鉄道が名古屋急行電気鉄道を吸収合併のうえ、西日本急行電気鉄道(英: Nishinippon Express Railway Co., Ltd. )と商号変更して発足した。このため、設立日は新京阪道設立日である1922年6月28日となっている。1943年10月1日に阪神電気鉄道から増設線を譲受したことで、現在の路線網がほぼ形成されている。

1972年4月1日に、交通事業を基幹とした多角的な事業展開を志向して西日本急行(英: Nishinippon Express Co., Ltd. )へと商号変更している。2022年4月1日の商号変更50周年および創立100周年を機に、英文社名が現在の Nishikyu Corporation となっている。対外的な英文表記については、従来より略称である Nishikyu の表記を使用していることから、英文社名変更による大きな影響はない。2018年1月31日まで利用されていたスルット関西の符号や駅番号では NE が現在でも使用されているが、これは導入時期が英文社名 Nishinippon Express だった頃の名残である。

2025年3月末時点で218.6 kmの営業路線を有し、全体の駅数は102駅ある(鉄道線100駅、鋼索線2駅)。営業キロ数は、JRや第三セクター鉄道を除く日本の鉄道では、近畿日本鉄道(近鉄)、東武鉄道(東武)、名古屋鉄道(名鉄)に次いで第4位である。本線の路線延長は神戸三宮~名古屋間187.8 kmであり、JRや第三セクター鉄道を除く日本の私鉄の路線の中では最も長い鉄道路線である。

現実との差異

西急が成立することによる、主な現実との差異や改変点は以下の通りである。

阪神電気鉄道

  • 西灘~御影間は、旧線が高架化されている。
  • 尼崎~梅田間は、阪神なんば線尼崎~千鳥橋間を阪神本線とし、千鳥橋駅で分岐し、北港通を経て曽根崎通で現実の阪神本線(地下線付け替え後)と合流する。また、阪神なんば線の区間は千鳥橋~大阪難波間となる。
  • 阪神の特急と直通特急の停車駅は三宮・御影・芦屋・西宮・甲子園(一部の列車が通過)・尼崎・千鳥橋・梅田とする。

阪急電鉄

  • 京都本線は西急本線並びに千里線として組み込まれている。
  • 千里線は西急本線並びに千里線として組み込まれている。
  • 嵐山線は西急嵐山線として組み込まれている。

北大阪急行電鉄

西急の子会社として設立される。

近江鉄道

八日市線は西急湖東線として組み込まれている。

名古屋市営地下鉄 桜通線

名古屋~徳重間となり、西急本線中村駅から分岐する増設線と接続し、相互直通運転を実施している。軌間は1,435mmである。